みんなのレッスン日記
ミルク付き

自粛中に出来たこと ⒉走る

 

5月に入り、外を走ることにした。

運動不足は、毎日の自転車通勤では補えきれない。

 

 

走るのは、2〜3日に一度くらいのペースで。

夜11時過ぎくらいから。

始めは恐る恐る。

2年ほど前まではジムに行っていたが、久しぶりに走るとやはりキツかった。

ジムのトレッドミルの上で走るのとは全く違う。

まず、始めは人とすれ違うことに緊張を覚えた。

これはコロナ云々ではなく、単に恥ずかしいから。

自意識過剰の裏返しだったことに気付き、次第に気にならなくなった。

もっとおおきな違いは、地に足がついている感覚。

これは良い意味で。

トレッドミルはある意味便利だが、思い返して見て比較すると、あのバタバタ走る条件では、本来地面に落ちるべき体幹が感じにくく、ずれたままになるし、結果的に身体には優しくないと感じてしまった。

いずれにしろ、地面をしっかり蹴って走ることにも心地よさを感じることができるようになった。

 

さて、始めは家の周辺を走っていたが、だんだんと慣れてきて距離が伸びてきて、最終的には1.5kmほど離れた江古田の森公園まで走って行き、その周回コースを回って再び1.5kmかけて家に帰るようになった。

江古田の森公園の周回コースは、登り降りの起伏がバランス良く配置されていて飽きにくいし、負荷が程よく変化するため、走りやすい。

コースのほとんどで森の中を走っている気分になれるし、夜の街灯はほとんどないが、それによりいっそう森の中にいる気分になれる。

夜のランナーはほとんどいないので、ほとんど気兼ねせず走れる。

 

周回コースは、1周約⒈2kmだと思われる。なので家からの行き帰りで⒊0kmに加えて、何周するかを体調によって走りながら調整している。4周と行き帰りで8km弱くらい、6周であれば、10km強くらい。

だいたい、今の自分の場合は45分から長くても60分が適切なようなので、平均して5周してから帰る。

一度、調子に乗って2時間近く走って見たが、翌日足を痛めていることに気がつき、その日の行動に支障が出たので、流石に控えようと反省した。

 

走りながら、どんなことを考えるのか。あるいは考えないのか。

これは他の人にも聞いてみたいところ。

 

自分の場合は、(バカなので)だいたい楽器を弾くことと連想していることが多い。

以前ジムに行っていた際もそうだったが、

まず、例えば、15分集中して走ることができれば、ショーソンの詩曲が弾き切れる、30分走りきることは、フランクのソナタが滞りなく弾ける、45分はブラームスのコンチェルト、60分はリサイタルの前半又は後半弾き続けられる、90分は無伴奏リサイタルを弾き切れたイメージ。

時間はある意味わかりやすい目安だと思う、具体的な曲を弾くイメージはとてもモチベーションとして想像しやすい。

同時に、最近は走る身体そのものも具体的にイメージしている。

ペース配分や呼吸の方法など試すし、結局のところ、体幹を守って走れば一番疲れにくく、身体を痛めにくいのかなと考えるようになった。

なので、昨日などは走る距離やペースは思考からは外して、ひたすら頭の重さを背骨に乗せて、腰を前に押し出すことだけ意識した。

それから、楽器を弾く姿勢にイメージを置き換えた。

一つ問題が。

それよりも楽器を練習したほうが良いのではと、あたまをよぎった。

 

最後に、夜走ると追加のボーナスがもらえる。

ランダムで猫さんが無防備にゴロゴロしていることがあるのだった。

昨晩は3人遭遇した。

そんな瞬間はプチパラダイスだ。

 

 

 

夜中は手ぶらだし撮影できないので、昼間に来てみた。

 

 

 

 

 

 

 

右下から川沿いを左回りに外周してから、今度は②③④⑥と坂道を登り⑦⑨⑩と公園内を走り、スタート地点まで下りクールダウンさせる、楽しいコース。

 

みんなのヴァイオリン学校