数ある音楽教室の中から、当教室のホームページを訪れていただきありがとうございます。
このページは、見ていただいた方に少しでも当教室のことを知っていただき、これからヴァイオリンを子供に習わせたい、または自ら弾きたいと願う方に、ヴァイオリンという楽器と音楽への考え方をこの教室の方針として、理解していただくことを目的としています。
その上で、もし少しでも興味と意志を強くお持ちでしたら、是非レッスンについての問い合わせをいただければと願っています。
この教室が10年続いてきて少しずつ成長し、たくさんの生徒さん達に愛されてきたことを実感とともに深く感謝しています。いただくことで続けられたモチベーションの中で、常に一貫して大事にしてきたことがあります。
とても当たり前のことだと思いますが、
ここにきてレッスンを受ける方には全員、
必ず上手くなってもらうこと。
そして良い音楽家になってもらうこと。
もし本当にヴァイオリンを上手く弾きたいと思うならば、技術的な問題は特にこの教室にお任せください。
他の教室では、おそらく取り上げることのない細かな技術指導をしており、どんな方でもアドヴァイスを元に練習すれば音色を自ら磨き、着実に楽器を上達させることができます。
楽器のサポートも充実させています。弾きやすい調弦の仕方や弦の張り替えから、身体に合った肩当てや顎当ての選び方は地味ですが、上達にはかなり大事なことです。
レッスンでのカリキュラムは、基礎から高難度なレベルに渡って組んでおり、それぞれの生徒さんに合った段階から始めることができます。
経験者であれば、なおさら教えられることが増え、レッスンが充実することでしょう。
自分の得意とする無伴奏曲やヴィトゥオーゾ曲はとても教え甲斐があります。
ただ、もう一つ大事なこと、もっと大事なことがあります。
この教室の生徒さんには、楽器が弾けることを超えて、良い音楽家になってもらうこと。
それはあなた自身のためでも、周りの人さらには世の中のためにもあります。
日頃のレッスンでは、必ずたくさんのヒントを持って帰ってもらいます。
楽器を弾く上での技術についてが大半でしょうし、音楽に関わる文化や歴史も重要です。
逆に生徒自身からパーソナルな問題を相談されることもあります。
ただ、それらのコミュニケーションの下地として一貫していることは、ヴァイオリンを演奏して音楽を創造するための本質をそれぞれの生徒さんの中に見出し、そこへたどり着く正しい道すじを示してあげることだと考えています。
その時に本人は気がつかないことがあっても、自分の経験によるヴァイオリンを弾く「本質」を言葉と言葉以外とでいつも伝えています。無意識に受け取ったことは、あるタイミングで、「あ、こういうことか!」と気付きが必ず起こります。
その気付きの瞬間が、上達のタイミングで、それをまず経験してもらうことが新たなより高いモチベーションをもたらします。
生徒さん自身が具体的なヴィジョンをもち、そのために小さいステップを繰り返すことが重要だと気がつくきっかけにもなります。
確実なテクニックためのレッスンであると同時に、生徒さんの将来を長い目で見据えたレッスンを心がけています。
ここを訪れる方は、ヴァイオリンを弾くことに興味を持っていることと思います。
そしてそれが切実であればあるほど、他の教室をいくつも周り比較することとでしょう。
最終的には、人それぞれの条件や好みによって選択されることになりますが、
幸いにも、この教室を選んで頂けた生徒さんには、他の教室とは大きな違いがあることを、長く通って頂けるほど実感して頂けることと思います。
最後に、
それぞれの生徒さんに大きな将来への夢があることと同様、
私自身にもヴァイオリンを通してやりたいことがあります。
ここでは、お伝えしませんが。
生徒さん同士も自分も楽器を通してお互いに成長し、
その姿にお互いに敬意を持って成り立っている。
これからもそんな「みんなの」ヴァイオリン教室でありたいと努力していこうと思います。
代表 伴野 潤