みんなのレッスン日記
ミルク付き

みんなのヴァイオリン学校は開いています。

こんな時期ですが、教室は開いています。

というより教室を継続できていることが奇跡ですし、とても感謝しております。

緊急事態宣言が出されたことで、多くの業種の方が業績が落ちたり、自粛要請に該当することで、休業するかどうか悩まれていることだと思います。

自分の場合、今の仕事の方法が必ずしも「3密」に当てはまるのかというと解釈に悩みますし、東京都による具体的な自粛要請対象の業種にも含まれていませんでしたので、仮に自粛をして協力金が適応されるのかどうかも微妙なところです。

そして、幸運?なことは、訪れる生徒さんが予想ほど減ってはいないこと。

教室から徒歩圏で近い方は、変わらず通っていただいていますし、電車に乗ってくる方は、電車が空くであろう時間に変えています。

(ちなみに、自分は教室まで自転車で通っています。)

どうしてもいらっしゃることができない方は、急遽整えたオンラインレッスンに切り替えて継続できそうです。

結果的に、通常のレッスンスケジュールの7〜8割のペースになった感触です。

リスクは100%避けられるものではないですが、後は自分と生徒さんとの健康と行動の自己管理による信頼関係。

お互いに人混みなどリスクのありそうな場所を避けること、1日3度体温を測ること、手洗いをすること。

 

不思議なことは、こんな時期にもかかわらず新規の問い合わせが来ること

いやむしろ、この事態だから、なのかもしれません。

人間は危険が近くあるほど、思考と行動において制約されると同時に、生きるためのセンスを鋭くさせる。自分の価値を改めて確認する。

直面しようが逃れようが、結果的に人は自分がより良くなるために行動します。

人は死ぬまで前進します。

生徒さんたちとのレッスンを通じて、自分はそんなことを想像します。

まだ、自分を対岸に置いている、甘っちょろい考えなのかもしれませんが。

本来、今は必要とされないはずの音楽を、必要としている人がいる限り、自分なりの信念というエゴと思いやりを持って、できるだけ教室を続けていこうと思います。

乱筆ですが、今後もよろしくお願いいたします。

 

みんなのヴァイオリン学校